皆さまこんばんは。
ぬか袋のお時間です。
少しずつ暖かくなってきましたが朝夕の寒暖差は油断できませんね。
いなせだね
【いなせ】江戸時代の江戸における美意識(美的観念)のひとつで、若い男性を形容する言葉。
男気があり粋であり、心意気のあること。
また、その容姿やそういう気風の若者を指すこともある。
先日の休日。
お昼前から行動し、カフェにこもって作業をしていた。
少しずつ日が暮れ、僕の集中力も低下してきた。
そろそろ切り上げるか。
お酒でも飲みたいなと思い、BAR 『Silver moon』へ向かう。
BARなのに
17時 開店
19時 ラストオーダー
20時 完全閉店
とコロナによる時短営業でBARらしくない営業時間。
マスターも店を閉めた後に近くの美容室の方が遅くまで営業している光景を見て『訳分からんくなった』と話していた。
少し薄暗くなる時間帯にお店に入った。
店内は僕ともう1人ガタイの良いお兄さんの2人でそのお兄さんはマスターと仲良く話していた。
マスター。余市のハイボール1つ!
はいよ! 早い時間にありがとうね。
静かにお酒と向き合う。
BARでの一杯目は基本的にハイボールを注文する。
乾いた喉に炭酸の刺激が良い。
一杯目は余市のハイボール。
荒々しさとフルーティーさが一杯目に丁度良い。
飲みながらぼーっとしているとマスターとお兄さんの会話が耳に入ってきた。
話によるとお兄さんはお酒が飲めない感じだった。
(ガタイからは想像できないな。)
マスターコーヒー頼める?
最後〆にコーヒー飲んで帰るわ。
コーヒーも出せるんだと初めて知った。
マスターがコーヒーを差し出し、お兄さんに言った。
コーヒーのお代いらんからさ、一曲弾いてよ。
(僕の方を指して)彼も音楽好きやからさ。
???????
一瞬何を言ってるか理解できなかった。
ガタイの良いお兄さんは
全然いいよ!
と言って店内にあるピアノに向かって行った。
え!?ピアノ弾けんの?
これまた見た目からは想像できない。
(失礼かもしれません。)
軽くアップした後に一気に力強く太い音が店内に響いた。
ブルースだ。
軽快に力強くピアノを弾くお兄さんはめちゃくちゃかっこよかった。
Silver moonに来るようになってからピアノに対してのイメージが綺麗からカッコいいに変わった。
ピアノに酔いしれているともう1人お客さんが入ってきた。
何度か見かけたことのある常連の方だった。
席につくやいなや、マスターがギターを持ってきてその方に『弾いて』と言わんばかりに渡した。
初めはその方も戸惑っていたが、ピアノに合わせて弾き出した。
マスターもテンションが上がったのか、ドラムをやり出して、即興でセッションが始まった。
最後はピアノのお兄さんが歌まで歌い出して完全にバンドになっていた。
めちゃくちゃ痺れた。
カッコ良すぎる!
演奏が終わり、お兄さんが
BARのピアノって絶妙に良いな。なんか原点を思い出したわ!
『いなせだね〜』と呟きたくなった。
もはやマスターもいなせ!
贅沢な時間をありがとうございました。
そのお兄さんはアーティストとして活動もされてるようだったので、全て納得した。
オープンピアノだけでもカッコいいのに即興でセッションが始まり、少しづつリズムが合っていくのがたまらなくカッコよかった。
音楽は自由でカッコいい。
改めてそう思わせられた夜だった。
もちろん夜と言っても20時。
普段なら夜はこれからといった時間帯。
当たり前が当たり前でなくなった今は今後味わえない日常になるように。
今を噛み締めて行きましょう!
では!
Smoke gets in your eyes - Miles Davis -
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