皆さまこんばんは!
ぬか袋です!
月曜日いかがお過ごしでしょうか?
雨も多いですが少しずつ暖かくなって来ましたね〜。
早く天気が安定して春の陽気を存分に感じたいです。
京都では時短要請も解除となり、街の活気も戻りつつあります。
ここは賛否両論あると思いますが、自己管理しかないですね。
僕は元々、人が集まるところは苦手なので無縁ですが節度を持った行動が必要だと思います。
時短要請中は何が嫌だったかと言うと、『馴染みのBARに夜中に行けないこと』だけだった。
時短が解除され、先日。
馴染みのBARの周年記念にお邪魔してきました。
もちろん人が少ないであろう夜中に。
お店も消毒、換気、お客同士の間隔を空けるなどの対策は行っております。
そのお店はもちろん何度かこのブログでも紹介している一軒のBAR。
教えたいけど、教えたくない店
店の雰囲気、マスターの人柄、どこをとっても好きな店。
僕がBARにハマる。
ウイスキーにハマるきっかけになった店。
正直、僕はBARでお酒の種類が豊富なだけでは魅力を感じない。
店の雰囲気や店主の立ち振る舞い。
店舗はそこに価値があると思っている。
そんな好きなお店の17周年という記念すべき日に仲間と2人でお祝いをしに行った。
一杯目はビールで乾杯し、何気ない話に花を咲かせた。
二杯目もビールを注文。
周年記念で安かったので普段飲まなくなったビールがすすむ。
生のハイネケンはやっぱり美味い!
今日は絶対に飲むと決めていた銘柄があったので、それにたどり着くまでにほろ酔いまで仕上げた。
飲みたかった一杯
その銘柄とは前回のブログで少し書いたが、一回飲んだことのある銘柄だ。
その時はマスターからの粋な計らいで飲ましてもらった。
それを飲むまでに結構飲んでしまっていた。
良いお酒だったのに詳しいことは覚えていなかったのでリベンジしたかったのだ。
Q.なぜ、そこまでこの一杯に執着するのか?
そのお酒は僕と同い年だから。
生まれ年のお酒なんて、浪漫に溢れている。
生まれ年のウイスキー
僕が生まれた年に樽に詰められて昨年ボトリングされた一本。
僕自身をウイスキーに例えるとどんな味がするのか?
まるで、僕のこれまで生きてきた人生を表すかのよう。
その一本はこちら。
初めてのボトラーズ
ボトラーズとは?という方にさっとご説明。
ウイスキーにはオフィシャルボトルとボトラーズボトルというものがあります。
オフィシャルボトルはその名の通り、蒸留所が元詰めしているボトルです。
つまり公式品。
ボトラーズとは、ウイスキーの蒸留所から原酒を樽で購入して独自に瓶詰めしたボトルのことです。
なので買い取った樽の原酒を更に熟成させたり、樽を変えたりすることができるのでオフィシャル(公式品)には無い独自の味を出すことができます。
オフィシャルでは12年,18年,25年などの年数表記が発売されていても、ボトラーズでは好きに熟成出来る為、オフィシャルにはない年数を味わうことができます。
しかし、ボトラーズは蒸留所側から蒸留所を名乗ることを許されていないことがあり、はっきりとどこの蒸留所と名乗っているところはあまりありません。
まぁそれもそのはず。
中身は蒸留所のお酒ではあるが、売り出すのは蒸留所からではないので、名乗って販売するのは違うだろうと。
さっとご説明しましたが、ボトラーズとはこういう物です。
シークレットスペイサイド M
ウイスキー好きな方は絶対に観ているであろうBSフジで放送されている『ウイスキペディア』から発売されたオリジナルボトル。
瓶詰めはTHE WHISKY AGENCY。
シークレットスペイサイドMという名前から勘の良い方は既にわかるはず。
中身はスコッチの『ロールスロイス』と言われている『マッカラン』です。
僕はウイスキーのロックは今でこそ好んで飲めるが、飲めなかった当時はBARでウイスキーロックを飲むことに憧れていて、背伸びして注文した。
ロックで飲んだことないんですけど、飲みやすいやつお願いします。
初めてSilver moonで注文した時はこんな感じだった。
その時おすすめされた初めてのウイスキーロックが『マッカラン』だった。
確か12年のダブルカスク。
そんな初めてロックで飲んだウイスキー『マッカラン』の同い年なんて浪漫しかありません!!
しかもカスクストレングス。
アルコール度数50度。
カスクストレングスとは樽から出されたままのアルコール度数で、加水されていないもののこと。
つまり樽から出され、味を調節せずにそのままをボトリングした物。
飲むしかないでしょう!
味わい
前回はロックでいただいたが、今回はもちろんストレート。
12年と比べてゴムの様な香りはなく、口に入れてまずマーマレードの様な柑橘の香りとプリンの様な甘さ、少しスパイシーな部分も感じた。
シェリー樽系は色々飲んできたがすごく上品で滑らか。
まさにロールスロイス。
正直、マッカランを飲んでロールスロイスを感じたことは今までなかった 。
僕は最近ハマったただの初心者なので、あまり知らないが以前に行ったとあるBARにマッカランのオールドボトルが飾られていて、そこのマスターが『いわゆるロールスロイスと言われているマッカランがこれです。』と言っていた。
なので初めてロールスロイスのようなラグジュアリーさを感じた。
少し粘度もあり、蜂蜜のような甘さが口に残る。
余韻は長く、贅沢なフルーツや花のような香りが鼻から抜けた。
美味しい。
人生に例えるなら、まだ生きてきた経験の渋みはなく、これからどう変化していくかの分かれ道の段階。
美味しくなるか、不味くなるかはこの先が重要だと教えられた気がした。
ウイスキーは浪漫に溢れている。
記念すべき日に感謝しながら、ウイスキーとこれまでの自分の人生を照らし合わせ、薄暗い照明の下でゆっくりとグラスを傾ける。
そんな夜だった。
Rainy Night in Georgia-Ray Charles-
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木曜21時更新。
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