特別な日には特別なウイスキーを【山崎18年】

 

皆さまこんばんは。

 

ぬか袋のお時間です。

 

 

それにしても寒いですねー!

 

年末にかけて仕事や忘年会などでバタバタしますが、身体を壊さないように気を引き締めて2021年走り抜きましょう!

 

というわけで本日は最近飲んだウイスキーについてのお話。

 

少し特別な日だったので、ずっと飲みたかった特別なウイスキーを飲みました。

 

それがこちらです。

 

 

 

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山崎18年!!

 

 

 

 

 

山崎蒸留所

 

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山崎18年に触れる前に、まずは山崎蒸留所について簡単に。

 


山崎蒸溜所は1923年に寿屋(現 サントリー)の社長である鳥井信治郎によって、大阪と京都の境に設立されました。

 

100年近く前なんですね。

 

大正12年創業で、日本で最初のモルトウイスキー蒸溜所とされています!


蒸留所を建てるにあたっての場所選びで特に重要だったのが、『水』『環境』


当時、山崎蒸溜所長を任せられていた後のニッカウイスキーを創った竹鶴政孝日本におけるウイスキーづくりの好適地は北海道であることを訴えましたが、鳥井信治郎輸送コストの問題と、工場見学を消費者にしてもらうことを考えていたため、工場の位置だけは交通の便が良い所で良い水のある場所にするように命じ、それ以外のことは竹鶴に任せたと言われております。

 

職人気質の竹鶴政孝と商人気質の鳥井信治郎、2人の考え方の違いがよく出てますね。笑


山崎蒸留所が位置する土地は、万葉の歌にも詠まれた水生野(みなせの)と言われる名水の里です。


軟水の中でも比較的硬度が高い良質な水で、そのおかげで、複雑な風味や重厚感のある原酒をつくることができます。


茶人、千利休が惚れこんで、わざわざ『待庵(たいあん)』という茶室を構えたほど。

 

日本の名水百選にも選ばれており、『離宮の水』として今でも地元の人に愛されています。


さらに自然環境も、京都の南西、天王山の麓の竹林が生い茂り、四季折々の変化が感じられる自然豊かな地。

 

桂川、宇治川、木津川が合流する地点にあり、辺り一帯を山に囲まれているため、濃い霧がたちこめやすく、温暖かつ湿潤な気候は、ウイスキーの熟成にとってまさに好条件。


山崎は『水』『環境』もウイスキーづくりに申し分ない土地だったのです。


そして、鳥井信治郎はこの場所をウイスキーのふるさとと決めました。

 

 

山崎蒸留所の特徴

 

数ある山崎蒸留所の特徴の中でも特に特徴的なのがポットスチルです。

 

ポットスチル?

 

ポットスチルとはもろみを蒸留するための銅製の釜のことです!

 

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山崎蒸留所のポットスチルは16基あり、すべての形が違います。


ストレート型と呼ばれるまっすぐなタイプや、ふくらみのあるバルジ型など。

 


Q.なぜすべての形を変えているのか?


A.ウイスキーの本場スコットランドでは蒸留所がたくさんあるので、蒸留所同士の異なる個性の原酒交換ができますが、日本にはそれほど多くの蒸留所がない為、一つの蒸留所内でできる限り多彩な原酒をつくるためです。

 

つまり、山崎蒸留所だけで様々な個性の原酒をつくることができるということです!


このようなこだわりからジャパニーズウイスキーの歴史と、今日に至るまで様々な素晴らしいウイスキーが山崎蒸留所から生まれております。

 

ちなみに僕の地元は京都なので、ウイスキーが飲めない子供の頃から山々に囲まれた山崎蒸留所は電車から見ていました。笑


もちろんその頃はそんな素晴らしい蒸留所とは知らなくて、ウイスキーが好きになって地元の近くに山崎蒸留所があることを誇らしく思いました。

 

まぁそんなお膝元ではありますが、山崎はあまり買えません!笑


年数表記なしの山崎、少しプレミア価格の12年はたまに酒屋で見かけますが、18年、25年はお目にかかる機会もありません。


近年のウイスキーブームでの原酒不足と、買い占める人がいるのも原因だと思います。


正直な話、僕は年数表記なしの山崎はそこまで美味しいとは思いませんでした。


『これならスコッチでもっと美味しいのがあるな』と思ったのが率直な感想です。


以前、BARで『山崎は18年からが本当の山崎と聞きました。


お酒の好みは人それぞれなので他の考え方ももちろんあると思いますが、僕はその言葉がずっと頭に残っておりました。


僕がよく行くBARには18年25年もなかったので、ご縁があれば飲みたいなと思っておりました。


とはいっても山崎18年の定価は25,000円で、山崎25年は125,000円


飲んだことがなければ『そんな高いお金を払って飲む価値あるのか?』と思ってしまいます。


そんな中、たまたま馴染みのBARで常連さんが山崎18年を注文しているのを見て、初めて置いてるのを知りました。

 

勝手にないと思ってたー。笑

 

マスター曰く、『一見さんのお金持ちがガブガブ飲まんように、本当にウイスキーが好きな人に飲んでもらいたいから隠してるねん。』とのこと。笑

 

その日はすでに色々飲んでいたので、日を改めて特別な日に

 

山崎18年、僕も飲んで良いですか?

 

と聞くと。

 

飲んだことなかった?
ほな飲んどき飲んどき!

 

と快く出してくださりました。笑

 

 

山崎18年

 

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もちろんストレートで注文。

 

色味からしてかなり濃く、少し赤みがかっています。

 

まずは香りから。


香りはウイスキーというよりもブランデーに近く、芳醇なぶどうや熟したレーズンの様な香りで、シェリー樽の特徴を強く感じました。


味わい


まず一番に感じたのが

 

アルコール感が全然ない!!


スーッと入っていってしまうほど飲みやすく、熟したぶどう、渋みはなく余韻にはビターチョコレートのほのかな甘味、ミズナラ由来のオリエンタルな香りが鼻から抜けました。


年数表記なしの荒々しい感じからは想像できない美味しさで、香り、味わいともにアロマをすごく感じるリッチな味わいでした。


マスター曰く、現行の山崎18年よりも一昔前の山崎18年はもっと美味しかったそうです。


ウイスキーブームで原酒不足の中、クオリティを保つのは難しいようですね。


ちなみに10年前は定価が18,000円だったようです。

 

そしてサントリーウイスキーは2022年4月1日出荷分からさらに値上がりします。

 

下記が山崎の価格です。

 

  • 山崎   4,200円→4,500円
  • 山崎12年 8,500円→10,000円
  • 山崎18年 25,000円→32,000円
  • 山崎25年 125,000円→160,000円

※あくまで希望小売価格です。

 

たけー!!!
特に山崎18年と25年はかなり値上がりします。。


いつ販売休止してもおかしくないので、飲める時に飲んでおくべき銘柄だと思いました。


皆様も特別な日や、ちょっとしたご褒美に是非飲んでみてはいかがでしょうか。

 

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では。

 

 

 

 

 

 

 

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