皆さまこんばんは。
ぬか袋のお時間です。
あと2日で今年も終わろうとしていますが、やり残したことはありませんか?
僕はやり残したことだらけですので、整理して来年に持ち越しです。。
先日、今年の振り返り&来年に向けての抱負を考えるべく、一人で馴染みのBARに行きました。
『何を飲もうかな〜』と考えながら目の前に置かれたボトルを眺めているとあることを思いました。
このBARにはイチローズモルトが豊富に揃っているのに全然飲んだことないな。
僕がよく行かせてもらっているBARには限定物のイチローズモルトがかなり揃っています。
でも飲んだことがあるのはどこのBARでもあるような銘柄。
この際、イチローズモルトを色々飲んでみよう!!
ということで、今すごい勢いで発展しているイチローズモルトを飲んでいこうと決めました。
手始めに飲んだ2種類を本日はご紹介いたします。
『イチローズモルトとは?』という方はこちらからどうぞ。
今回飲んだ2種類は『イチローズモルト リミテッドエディション』と『イチローズモルト クラシカルエディション』です。
イチローズモルト リミテッドエディション
正式な商品名は『Ichiro's Malt&Grain World Blended Whisky Limited Edition』です。
名前の通り、世界中から選りすぐられたモルト原酒とグレーン原酒が使用されています。
その原酒と2008年の創業時から熟成させてきたイチローズモルトの原酒をブレンドした世界とコラボレーションしたウイスキーです。
つまり日本のイチローズモルト原酒と海外原酒のブレンドですね!
2008年に製造を開始した秩父蒸留所では、伝統的なダンネージスタイルの貯蔵庫でウイスキーの熟成を行っています。
ダンネージスタイル?
ダンネージスタイルとはウイスキーを樽詰めして貯蔵する方法の一つで、ウイスキーの本場スコットランドで古くから使用されている伝統的な貯蔵方法です。
樽を床に敷かれた木のレールに載せて、樽を3〜4段積み重ねます。
建物の造りは石壁で床は土になっているのでより自然に近い環境で、樽はゆっくりと熟成すると言われております。
長期熟成が可能な貯蔵方法です。
それらの中からブレンドで力を発揮する原酒をキーモルトとして、秩父で熟成された個性豊かなモルトやグレーン原酒をバランスよくブレンドしております。
原酒そのままの個性を楽しんでいただくために、ノンチルフィルタード、ナチュラルカラーでボトリングされています。
ノンチルフィルタード?
ナチュラルカラー?
ノンチルフィルタードとは冷却ろ過をしていないという意味で、温度変化によって生じる澱(おり)や濁りを冷却ろ過して取り除く工程をあえて行わないということです。
澱や濁りはウイスキーの香味成分なので、樽熟成で生まれたウイスキー本来の香りや味わいをそのまま残すことができます。
ナチュラルカラーとはウイスキーの品質を保つためにカラメル色素で着色して色をつけるという工程をしていないということです。
通常、ブレンデッドウイスキーは味わいを揃えるために様々な原酒を使いますが、味わいを揃えるとどうしても色味に差が出てしまうので、色味を統一するためにカラメル色素を使用します。
もちろん味には影響のないレベルで着色されています。
つまり、イチローズモルト リミテッドエディションはできる限り手を加えず、ウイスキー本来の状態で瓶詰めされているということです!
お次はクラシカルエディション。
イチローズモルト クラシカルエディション
こちらの正式な商品名は『Ichiro`s Malt&Grain Classical Edition』です。
こちらも先程のリミテッドエディションと同じく、ワールドブレンデッドウイスキーですので、海外の原酒と日本の原酒のブレンドです。
イチローズモルトのエントリーモデル的立ち位置のイチローズモルト ホワイトラベルのプレミアム品としてのラインナップといわれております。
『秩父の環境で、さらに熟成を深めた世界の五大ウイスキーを使用する』というコンセプトはそのままに、よりクラシカルな味わいを追求。
スコットランドでは昔ブレンデッドウイスキーを造る際に、現在よりもモルトウイスキーの比率が高くブレンドされていたという経緯がありました。
そうしたことからイチローズモルト クラシカルエディションではモルトウイスキーの使用比率が上げられています。
アルコール度数も48度と高めに調整されおり、より厚みのある味わいに仕上げられています。
比率高めのモルト原酒や、優しく香るスモーキーさがその幾重にも重なる香りの層に、心地よい調和を生み出してくれます。
こちらもリミテッドエディション同様にノンチルフィルタード、ナチュラルカラーです。
説明はこれぐらいにして、実際に飲んでみましょう!
テイスティング
どちらもストレートでテイスティングしました。
香り
まずは『リミテッドエディション』から。
ウッディな樽の香りとクリーミーな甘い香りが強く、アルコール感もあり少し若さも感じられました。
お次は『クラシカルエディション』。
リミテッドエディションと比べると甘い香りは華やかで、フローラル感があり、モルト比率が高いからか、少し穀物の甘さもありました。
味わい
『リミテッドエディション』から。
やはり香りから感じたクリーミーな甘さが全面に出ており、蜂蜜のような甘さに穀物の香ばしさ、少しスパイシーさもあり複雑な味わいでした。
ストレートよりもハイボールで飲むのがいいのかなと思いました。
ではお次は『クラシカルエディション』。
こちらも甘さ全開ではありましたが、余韻に樽のウッディさがありまろやかな印象でした。
これはロックでも楽しめるのではないかなと思いました。
どちらも共通して言えるのはすごく甘みがあり、アルコールのスパイシーさもあるので複雑な味わいです!
どちらが好みかと聞かれれば難しいですが、クラシカルエディションの方が厚みがあり好みでした!
正直、僕の感覚では拾える情報が少なかったので、もっと違いが感じられるように鍛錬しなければいけないですね。。
皆さまもぜひ見つけた際は、飲んでみてはいかがでしょうか。
ではまた。
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