皆さまこんばんは。
ぬか袋のお時間です。
『本当に梅雨に入っているのか?』というぐらい梅雨らしくない天気が続いておりましたが、関西も梅雨明けちゃいました。
『梅雨は本当にあったのか?』というぐらい短かったですね。
暑い夏も短めに終わってほしいですね!笑
それはさておき。
先日のジョニーウォーカー ゴールドラベルリザーブの記事は読んでいただけましたか?
そんな本日ご紹介するのはジョニーウォーカー繋がりで
『ジョニーウォーカー グリーンラベル15年』
金の次は緑です!
ジョニーウォーカー グリーンラベル15年
『ジョニーウォーカー グリーンラベル15年』は1997年に『ジョニーウォーカー ピュアモルト15年』という名前で発売が開始されました。
ピュアモルトってなに?
ピュアモルトとはモルトウイスキー100%のウイスキーのことです!
シングルモルトウイスキーと同義ですが、複数の蒸溜所のモルトをブレンドしたブレンデッドモルトウイスキーを指す場合もあります。
2004年に正式に『ジョニーウォーカー グリーンラベル15年』へと名称が変わります。
しかし売上不振、原酒不足など理由は様々ですが、2012年に正規輸入での終売が発表されました
正規輸入での終売ですので、並行輸入では出回っていたようです。
その後、正規輸入代理店がキリンビールとなり、2016年に日本での販売が再開しました。
ジョニーウォーカーはブレンデッドウイスキーですので、基本的にはモルトとグレーンがブレンドされています。
しかし、『ジョニーウォーカー グリーンラベル15年』はブレンデッドモルトウイスキーです。
スカイ島の『タリスカー』、アイラ島の『カリラ』、スペイサイド地方の『クラガンモア』、『リンクウッド』の4つをキーモルトに使用し、最低でも15年熟成したモルト原酒だけを原材料としています。
最低15年熟成ってことはそれ以上も入ってるの?
もちろん入ってる可能性はあります!
樽で熟成させたウイスキーは、その樽ごとに微妙に味や特徴が異なっています。
商品化するにあたって、ボトル毎の味を均一化させる必要があるので、色々な樽の原酒をブレンドして、味わいの調整をしてボトルに詰められます。
相当な数を造っているので僕の買ったボトルと、今お店に並んでいるボトルで使われている樽は違う可能性も十分あります。
ただ、熟成年数を表記する場合はブレンドした原酒の中でも最も若い原酒の熟成年数を表記しなければいけません。
例えば30年、15年、5年の熟成された原酒をブレンドした場合は5年と表記しなければいけません。
そうしたルールがなければ、実際30年熟成された原酒は1適しか使用されてなくても、30年熟成と表記できてしまいます。
説明はこれぐらいにして、実際に飲んでいきましょう!
テイスティング
せっかくなので今回も定番のジョニーウォーカー ブラックラベル12年と比較してみました!
どちらもストレートでテイスティングしました。
まずは『ブラックラベル12年』から。
《度数》40%
《原材料》モルト・グレーン
色味は少し濃くて綺麗な琥珀色です。
香り
ウッディな香りとスモーキーさが特徴的で、レーズンや焼き菓子、バニラの様な甘さも感じました。
スモーキーさも強過ぎないので、甘い香りとのバランスは非常に良かったです。
味わい
度数は40%とそれほど高くないのでアルコール感はあまりなく、ほのかにスモーキーで、ビターチョコレートの甘さ、余韻はドライフルーツを感じました。
スモーキー、甘さ、スパイシーさのバランスが良かったです。
お次は『グリーンラベル15年』です。
《度数》43%
《原材料》モルト
色味はブラックラベルより少し薄い琥珀色です。
香り
青リンゴ、洋梨のフルーツ香とバニラの甘い香りが特徴的で、少しスモーキーさも感じられました。
ブラックと比べるとよりフルーツ感が強くて、スモーキーさは控えめな印象です。
味わい
口当たりはまろやかで、青リンゴのフルーツ感とハチミツのような甘味が印象的でした。
余韻に少しスモーキーさもありますが、全体的に軽めでした。
実際に飲み比べてみて、ブラックラベル12年の方が全体的に若く、スモーキーでドライさが目立っており、グリーンラベル15年はフルーツ感とスモーキーさのバランスの良さを感じました。
フルーツ感が爽快なので、まさに暑い夏に飲みたくなる1本でした!
皆さんも是非一度、試してみてはいかがでしょうか?
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