みかんのおっさん
仲間との会議を終わらせたのはちょうど21時前。飯どうする?
僕はとても腹が減っていたがそれよりもビールが飲みたかった。
仲間の1人は、「流れに身を任せます」
僕は、「なんでもええよ」(行く気満々)
最後の1人が、
「ほな、みかんのおっさんの店行こ!」
よしきた!僕はこの流れを待ってた。あえてレスポンスの悪い返事をしたがそれを察知した仲間には天晴れの一言だ。ただ、みかんのおっさんの店がくる事までは考えていなかった。
彼はいつも僕の予想を遥かに超えてくる。
自分から飲みに誘えなかったのは、この日の会議に寝坊して大幅に遅刻したからだ。
すみませんでした!
久しぶりにみかんのおっさんの店へ。もちろん、未だに店の名前は知らないし、知る気もない。「みかんのおっさんの店」でいいから。
「こんばんは〜!」
「おっちゃん久しぶりやな〜!
とりあえず生3つ!」
「はいよ!」
焼うどん、ネギ焼き、とんぺい焼きを注文。
それと豚キムチ焼きそば、唐揚げを注文したが、却下された。
なんで?笑
まず、豚キムチ焼きそばはメニューに載ってないが以前訪れた時に常連が注文していたのを思い出したので言ってみたが、キムチを切らしていると言われた。それはしょうがない。
そもそもメニューに載ってないからね。ちなみに、メニューには豚キムチはあったが、もちろんキムチを切らしてるので豚キムチも作れない。
よって、ホワイトボードに書かれたメニューの豚キムチは、キムチが消され、"豚"だけが残った。この理由を知らない客がメニューを見て、もし豚を注文したら、一体どんな料理が出てきたのだろうか。
次に、唐揚げだ。唐揚げは、しっかりホワイトボードに書かれている。だけどみかんのおっさんは、唐揚げなんかウチないでと言ってきた。
「いやいや、書いてるやん!笑」
「お、ほんまやな。でもないねん。消しとくわ。笑」
なんやねんそれ!笑
みかんのおっさんと久しぶりの会話にテンションが上がったのもあるが、凄く笑えた。
料理ができる間、ビールを飲みながらみかんのおっさんとの会話を楽しんだ。
みかんのおっさんの家には風呂がないから、毎日銭湯に行くらしい。色んな銭湯に行ってるが、やっぱり呉竹湯が1番良いと言っていた。
みかんのおっさんは日中はタクシードライバー、20時から居酒屋と、多忙な生活を送ってる。
タクシードライバーに関してはほとんどの時間が無線待機と称して休憩してるらしいが、そんなお茶目なおっさんに不思議と客はつく。
人情味で溢れてるから。
みかんのおっさんのネギ焼きはだけは絶品だ。とんぺい焼きは、スクランブルエッグにしか見えなかった。
焼うどん、ネギ焼き、とんぺい焼き(スクランブルエッグ)、3人でビール3杯ずつ空けて、お会計が1人1500円。丼勘定が過ぎるぜ!
いつもありがとう!
みかんのおっさんとの楽しいひとときを終え、また来ると伝え店を後にした。
2軒目に向かう道中、廃業した伝説の呉竹湯を通った。自動販売機が撤去されていたが看板だけは残したままにしてほしいと願った。
Silver moon
久しぶりのSilver moonに胸が躍る。店の前で入るか入るまいか悩んでるガキ2人組がいた。
「お前らにはまだ早いから絶対入って来んなよ」と心の中で呟き店に入る。
この神聖な空間をガキに潰されたくない。案の定、ガキは入って来なかったのでホッとした。
今日のウイスキーはJohnnie Walkerをロックでキメる。香りが良い。口当たりは少しスモーキーだけど、フルーティーな味わいで飲みやすい。
(写真撮り忘れたので前回の載せときます)
何よりもこの空間が美味しさを倍増させる。店内にかかってるsoul jazzが心地よい。
まるで西部劇に出てくるボルサリーノを被った紳士なおっさんにでもなったかのような気分になる。ウイスキー片手に煙草を燻らせる自分にまた酔いしれる。
「あぁ、ごってカッコええやん。ごって大人やん。」
みかんのおっさんの店では騒がしく飲んで、Silver moonでは大人びた飲み方をする。
店も酒も会話も緩急があってまさにアナログとデジタルの狭間だ。
久しぶりに外で飲み、最高の仲間と楽しい時間を過ごせました!
本日の一曲はこちら。
6月も間もなく終了。
ハエーなぁ〜
ほんとミジンコいなぁ〜
7月も頑張りましょう!
それではまた!
peace!
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