ぬか袋のブログ

おやすみ前に読む、何気ない一日の記録

アナログとデジタルの狭間で

 

 

仕事終わり。

 

今日はやけに飲みに行きたくなった。


職場の連中を誘う選択肢もなく、仲間に連絡をした。

 
比較的、自分が働いている職場は栄えている地域だったのでこっちに来てもらう作戦で話を進めた。

 


しかし、そう簡単にはいくことなく仲間の地元で飲むことになった

 


今日は『どこで飲むか』ではなく、『誰と飲むか』が先行した。

 


電車で仲間の地元に向かう。

 

みかんのおっさんの店

 
僕の地元から仲間の地元は、電車一本で行けるところではないのでリスクを負った。

 
仲間と合流してまず向かったのは呉竹湯の常連だった通称 みかんのおっさんの居酒屋

 


ちなみに未だに店の名前は知らない。

 

商店街の外れにある一軒の『きったない居酒屋』

 

立ち呑みと書いてあるが、店内はカウンターのみで8名ほど席がある。

外との区切りはビニールだ。

 

これはこれで味があって良い。

 

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おっちゃん久々!!
2人いける?

 

お〜久々!
いけるよ〜。

 


呉竹湯閉店からみかんのおっさんには会っていなかったので、会えただけでも嬉しかった。

 
こんな店だが、割と賑わっていた。


丁度2席だけ空いていたので、そこに座り一杯目のビールを頼む。


普通の居酒屋ではビールのジョッキも冷えていることは当たり前だが、おっちゃんが渡してきたジョッキは食洗機から取り出したばかりかのように温まっていた。

 

『ビールも緩いんだろうな』なんて思ってしまったが、肝心のビールはかなり冷えてやがった。

 

ギャップですね!笑

 

アテにネギ焼きとらっきょを注文した。


話とビールは進む。

 


外との区切りがビニールなので、隣の店から下手なカラオケが聞こえてくる。

 

 

これもまたいいですね〜

 

仲間と談笑していたら、みかんのおっさんが別のお客さんにキムチ焼きそばの注文を受けていた。

この店はメニューに乗っていなくても、作れるものは作ってくれるスタンスだ。

 

『おっちゃん、キムチ焼きそば作れる?』

 

作れるよ〜

 

意気揚々と焼きそばを冷蔵庫から取り出して調理に取りかかった。

 

キムチ焼きそばって、ソースかけるっけ?


客にキムチ焼きそばの作り方を聞いていた。

 

作り方知らんのかい!!笑

 

どんな店やねん!!

 


だが、これもみかんのおっさんのコミュニケーションの技だとしたら、安易につっこむと罠にハマるのかもしれない。

 


とにかくみかんのおっさんの人柄の良さを改めて感じた。

見かけによらず本当に良い店です。(フォローしているわけではない)

 


銭湯談義に花を咲かせて、恒例のみかんのおっさんの丼勘定を済ませた。

 


店を出た後、割と若い女性の方が赤ちゃんを抱っこして、みかんのおっさんに出産の挨拶をしに来ていた。

 


愛される理由、きったない店でも人が集まる現実を見た。

デジタルが進む中、こんなにもアナログな手法はやけに暖かく感じた。

 

   

2軒目


ほろ酔いで2軒目に向かう前に呉竹湯の前を通った。

 

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まるで明日から何事もなく営業しそうなぐらい変わらない佇まいに2人とも無言で懐かしさを感じた。

 


2軒目はBAR

 

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店内の雰囲気は抜群に良く、音楽と照明の塩梅がたまらなく気持ち良かった。

 
一杯目はビールを注文。

泡の柔らかさからして良い店だと確信。

しかもハイネケンの樽生。

 

 

ビールは1軒目でも結構飲んでいたので、お次は少し背伸びしてウイスキーを注文。

 ウイスキーの知識も全然なかったのでおすすめをお願いした。

 

 

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カントリーミュージックとウイスキー。

 

サウナと昭和歌謡ぐらいしっくりくる。

 

タバコの煙を燻らせる。

 

 

たまらない、至福のひと時だ。

 

 
次の一杯はもはや銘柄さえ覚えていない程、店の雰囲気に弾む会話。

 

 

この場所は間違いない。

 

 
店に入った時にメニューにシガーの用意があると書いてあった。

『頼むの忘れてたな〜』とこの記事を書きながら思い出す。

 


また行く口実ができたと、次への課題を残して店を去る。

 

 

アナログとデジタルの狭間で


みかんのおっさんの居酒屋からBARは緩急がすごかった。

まさにアナログとデジタルみたく。

 

その狭間で僕たちは夜を楽しんだ。

 
たった2軒。

飲み方も悪くなく、帰り道は満足感の余韻に浸りながら帰路につく。

 
もはや終電なんかあるわけない時間に解散。

タクシーで帰宅しか選択肢はない。

 

リスクを負ったがその分のリターンはかなり大きかった。

 

『どこで飲むか』が重要な日ではなかったが、結果的に2軒とも『ここで良かった』と思える店だった。


少し大人になった気がした。

 

 


そんな今日の一曲はこちら。

 

Georgia on My Mind - Willie Nelson

 

youtu.be

 


まさにBARで流れていた曲。

 


ウイスキーと薄暗い明かりに立ち昇る煙草の煙。

 

 

 

 

 


 

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