ではそろそろコロナ自粛が明け、銭湯活動を再開したので溜め込んだ銭湯話をします。
自粛明け。
向かったのは洛陽湯。
なぜ洛陽湯なのか?
サウナでがっつり追い込んで、あのプールみたいな水風呂にダイブしてからリクライニングチェアーで外気浴したかった。
それだけだ。
まさに自粛明けにふさわしい銭湯だと思った。
その日は生憎、夕方から雨が降り出した。
正直、キャンプやアウトドア活動をする時に雨はかなりテンションが下がるが、それ以外はさほど気にしない。
無論、銭湯に行く日が雨でも何ら問題ない。
むしろ、濡れてもすぐに洗い流せる状況であれば思う存分雨に打たれれるので好きだ。
6時ぐらいに入り、先客は数名。
皆、雨の日なので今日ぐらい家風呂でいいやとなったのかもしれない。
僕にとっては好都合だ。
ただ人が少なすぎても寂しい。
銭湯は常連コミュニティが出来上がってるほど、面白い。
1人で行っても、常連が話していることを横耳で聴きながら風呂に入るのは
まるでラジオを聴いているみたいで心地良い。
全員がシーンとなっているのは心なしか寂しいし、銭湯の雰囲気も暗い。
その日は閑散としていたが、『まぁそんな日もあるか』と切り替えて入浴する。
いつもの如く、体を清めてまずは熱い深風呂に。
気持ち良すぎて、思わず声が出てしまった。
『うわぁ〜!!!あ〜やば』
明らかにデカ目の声が出てしまった。
それほど毛穴一つ一つで湯を感じた。
天を仰ぎ、煙が立ち込める方向を目で追う。
これだけで、もうキマってしまいそうだった。
そこから露天風呂に移動する。
雨は強くなっていて、露天風呂には屋根が付いているので何ら問題はなかった。
僕にとっては屋根なんていらないが。
露天風呂も貸し切り状態。
大の字になって深く浸かる。
思わず滑って頭を打ちそうになった。
昇天しそうになりながらも待ちわびたサウナに飛び込む。
夕方のニュースを見ながら、常連2人がサウナで話していた。
ニュースでは聞き飽きたコロナウイルスの話題。
常連2人がそれをかき消すかのようになんて事のない話をしていた。
改めて『銭湯って良いな』と心の底から思った。
もちろんでかい風呂に浸かること、サウナに入ることは好きだけど、僕が銭湯に行く理由はこういうところに潜んでいる。
1セット目が終わり、汗をしっかりと流してから水風呂に豪快にダイブ。
やばすぎる。
気持ち良すぎる。
水風呂の中で仰向けになり、浮かびながら
『これがラストセットでも良いや』と思うほどキマってしまっていた。
せっかく来たのだから存分に楽しまないと。
外気浴をしに外に出る。
雨が降っていたので、外気浴をしていた先客は露天風呂の屋根に出来るだけ椅子を近づけて濡れないように外気浴していた。
雨を嫌うタイプか。
僕は雨に打たれながらリクライニングチェアに寝転び、全身で雨を感じた。
細かな神経を刺激するかのように、雨が全身に打つ。
この非日常がたまらなく気持ちよかった。
ただただ無心で雨に全身を打たれる。
なぜ、雨が降る日は一般的に良くないとされているのだろうか。
雨を喜ぶ国もあれば、雨を嫌う国もある。
雨が頻繁に降りすぎて、日常的になっている国もある。
徳永英明のレイニーブルーは雨が降っていて気分が落ち込み、失恋を思い出した歌ではなく、雨を感じれるようになり失ったものの大きさを改めて認識した歌なんじゃないのか?
(勝手な考察です。)
そう考えると昭和の曲って映像的な歌詞が多くて素敵だな。
とか、雨に打たれながら色んなことを感じた。
ボブ・マーリーの
”Some people feel the rain. Others just get wet
雨を感じられる人間もいるし、ただ濡れるだけの奴らもいる。
という名言を思い出した。
僕はいつまでも雨を感じられる人間でありたい。
そして、雨を楽しめる人間でいたいと思う。
(キャンプとデートの時は御免)
そんな無駄なことを考えながらしっかりと3セットサウナをキメて、上がった。
最近は洛陽湯の自販機でハマっているこいつを飲んで帰る。
名探偵コナン サイダー!
(コナンをまともに見たことはない)
これの美味さわかる方いますか?
この記事を書きながらも、すでに銭湯に行きたくなってます。
明日はどこの銭湯に行こうかな。
そんな今日の一曲はこちら。
ブルーではなく、まさにパープルといった塩梅のビートが最高です。
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