皆さまこんばんは!
一昨日は休みだったので、7月初日良いスタートを切るために久々にスーパー銭湯の水春に行きました。
平日のお昼過ぎだったのでおじさんばかりで賑わっていて、サウナ×外気浴を存分に楽しみました。
オートロウリュウでは同じタイミングで入った人の中で最後まで耐え抜き、勝った気分を味わった。
久々にスーパー銭湯に行って、もちろん施設は良かったのだが、水春の水風呂には炭酸が含まれていて、いつ入っても股間が痛くなる。
これ分かる方いますか?
ちなみに若造がもう一人居けど、僕と同様に水風呂に入るときに股間を手でカバーしていた。
ウィルキンソンぐらい強炭酸なので要注意。
水春ともう一つ行こうか迷っていたのが最近の定番になりつつある洛陽湯。
昼過ぎの洛陽湯も最高だが、いつも行っているので今回は少し背伸びして贅沢してみたのだ。
結果的にスーパー銭湯では満足できず、昨日仕事終わりに洛陽湯に駆け込んだ。
最近洛陽に行く時は時間が大体決まってきているので、その時間の常連も把握してきた。
すでにあだ名もつけている。
(もちろん非公認)
僕が行く時間帯は洛陽のゴールデンタイムかもしれない。
常連が揃うとかなり賑やかになる。
昨日はそのゴールデンタイムの少し前に到着し、深風呂から露天風呂、そしてサウナに向かった。
サウナは僕のみ。
3分が経過したときに一人のおっさんが入ってきた。
頭に白のタオルをラーメン屋の大将かのように巻いていた。
『初めて見たな。』
『常連ではないのか?』
そんなことを思いながらサウナの窓から外を見る。
その時。
ピッ。
聞き覚えのある機械音。
音の方向に目を向けると頭にタオルを巻いたおっさんが手首に巻いた
真っ赤なG-SHOCKのスタートボタンを押していた。
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こいつ。
シャア専用のおっさんだ!
しかもよく見るとほぼ金属のメガネを何食わぬ顔でかけていた。
絶対にサウナの熱で熱くなるはずなのに、何食わぬ顔でただただ正面を見ていた。
『こいつ只者ではないな。』
長年のサウナ歴から僕はそう感じた。
真っ赤なG-SHOCKにふさわしい出で立ちだった。
かっけぇ。。
サウナ用にG-SHOCKをしている人はガチ勢認定している。
そしてほぼ金属のメガネを取ることはなく、僕より長く入った後にゆっくりと水風呂に浸かっていた。
そうか、ここまでくると洛陽の水風呂には飛び込まないんだな。
こいつ只者ではないな。
そこからゴールデンタイムに入り、見覚えのある常連達が揃ってきた。
外気浴を終え、サウナに戻る。
サウナの中で常連4人に囲まれる。
この中でも見た感じ最年長のおっさん。
おそらく70歳オーバー。
通称 9番ライトおっさんが晩飯にビーフシチューを作ったと話していた。
周りのおっさんからは『そんなん作れるんや!』と称えられ、なんてことないビーフシチュートークを広げていた。
そんな中、少し遅れてもう一人の常連おっさんがサウナに入ってきた。
話の途中から聞いたからだろう。
9番ライトおっさんのビーフシチュートークに、
『昨日もカレー食べてたやん!』
とそのおっさんはツッコミを入れた。
たしかに具材のにんじんとルーの話をしていた途中だったので、そこから聞けばカレーと間違えてもしかたない。
さぁこのツッコミに対して9番ライトおっさんはどう返すのだろう。
そう思った時。
初めから話を聞いていた3人含む4人でほぼ同時に
『ビーフシチュー!!』とアンサーを返していた。
こいつらのチームワークはなんなんだ!?
感覚的、いや確実にほぼズレることなくハモっていた。
思わず笑いそうになる顔をなんとかタオルで隠した。
ここでサウナ2セット目終了し、外気浴へ向かう。
露天風呂にはシャア専用おっさんがいて、サウナで一緒だった常連と野球談義をしていた。
ここも繋がっていたんだ。
『コミュニティが厚いな』と感じた。
シャア専用は『阪神がクソ雑魚い、最近は一回を見たらその日勝つか、負けるか分かる』と豪語していた。
『でも見てしまうねん。』
なんやねんそれ!(笑)
どこ行っても常連の会話が聞こえて、『良い銭湯だなー』と思いながら外気浴を終えて、最終セットに向かう。
サウナ内は先ほどと同じ布陣。
通称 ゲンガーが唐突に話し出す。
『前から思っててんけど、〇〇さんシャンプーしすぎちゃう?』
『こないだ見てたけど5回ぐらいシャンプーしてたで!洗うとこそんなないのに!』
『あんな使ってたらシャンプー1ヶ月持たんで』
こいつすごい毒吐くな。
他のおっさんが、『ハゲてるから脂が臭いんやろ。』
とフォローしているのか分からないことを言っていた。
『一体誰のこと言ってるのかな?』とそのやたらシャンプーするおっさんを見たくなった。
その時。
ゲンガーがサウナの窓から洗い場に向かって指を刺し、
『ほら!今から洗わはるで!』
他のおっさんは『好きにさしたれよ!』
と笑いながら注意していたが、僕は気になって目を向けた。
そこには真っ赤なG-SHOCKをしたおっさんが、頭に巻いたタオルを取ってシャワーを浴びていた。
まさかのシャアと名付けたおっさんが噂のハゲたおっさんだった。
僕は悲しくなった。
例えるならごっつええ感じのコント『カッパの親子』。
威勢の良い親父が子供の前でしばかれる。
そんなリアルな切なさを感じた。
そして次に笑いがこみ上げてきて、必死に顔を隠した。
なんとかこのセットを終わらせて、外気浴でリセット。
普段なら3セットしかしないが、今日はもう1セットしたくなった。
ラストセットは独り占めだったので、ゆっくりと汗を流して、豪快に水風呂にダイブして終了。
身体を洗い、脱衣所へ向かった。
脱衣所では先ほどの常連達が湯煙トークを繰り広げていた。
『エベレストはどこの国の山?』とか『どれぐらいの距離?』とか
『何歳の会話!?』と思うような会話をしていた。
しかもそのうち2人はガリガリ君を食べていた。
そう、洛陽湯にはアイスが売っている。
1人が、『今日ガリガリ君食べへんの?』と他のおっさんに尋ねて、
『今日はええわ〜パイン味とか置いて欲しいわ。』と返していた。

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駄菓子屋の前に溜まっていたガキの頃を思い出す光景だった。
(話しているのは全員余裕の年上)
僕はいつもの名探偵コナンのサイダーを買い、外で一服した。
脱衣所での笑い声が外まで聞こえてきた。
呉竹湯に通っていた時、銭湯で身体を『癒したい』ということより、
常連と『会いたい』『話したい』というのが勝っていた。
まだ呉竹湯ほど、喋れる人はいないが、少しずつコミュニティに入り込んで行きたい。
そう改めて感じた夜。
外は夜風が少し肌寒かったけど、身体はポカポカして気のせいか心も温まった気がした。
そんな今日の一曲はこちら。
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