ビールを構成する4つの原料

 

皆さまこんばんは。


ぬか袋のお時間です。

 

本日は以前にスタートしたカッコいい大人の条件に相応しいビールに対しての造詣を深くしていくコーナー

 

ビールを学ぶ造形が深いカッコいい男になるために、初心者の僕がビールについて1から学ぶコーナー。(暖かい目で見てやって下さい。)

 

気温が下がるとビールよりウイスキーが飲みたくなりますが、学ぶために色々飲んでます!

 

この現象は僕だけですかね?

 

というわけで本日は『ビールの原材料』についてです!

 

 

 

 

ビールの原材料

 

ビールは主に4つの原料から構成されています。

 

  • 麦芽
  • ホップ
  • 酵母

 

上記の原料の他に副原料として認められている原料もあります。

 

では上記のメインとなる原料を細かく見ていきましょう。

 

 

 

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水はビールの品質に大きな影響を与えますので、適した水を得られることが工場の立地を決める上での重要な条件です。

 

サントリーの工場は、良質な天然水が地下に眠る場所にしか存在しない。ビールの約90%は水。「天然水醸造」は、必須のポリシーだ。
サントリーの4つのビール工場は、安心で、安全で、安定的に、
地下から天然水をくみ上げられる場所にしか建てられない。
効率性よりも、うまさをとる。その選択しかありえなかった。

 

プレモルのこだわり| プレモル | サントリー

 

サントリーのプレミアムモルツが天然水を使用していることを謳っているように、ビール作りにおいて水は重要な役割を担っています。

 

一般的な日本の普通のビールにはカルシウム、マグネシウムなどの含有量の比較的少ない軟水がよいとされています。

 

これもビールの種類によっては、硬水を使用しているものもあります。

 

麦芽(モルト)

 

 

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『麦芽(モルト)とは発芽した大麦の『芽』『根』 を取ってから乾燥させ、熱風にあてながら『焙燥(ばいそう)』したもの

 

麦芽をつくる上で『浸麦(しんばく)『発芽』『焙燥』という工程があります。

 

簡単に言うと、『浸麦(しんばく)という工程で大麦を水に浸けて埃や雑味成分を取り、『発芽』させます。

 

『発芽』をビールで使用する良いタイミングで止めるために乾燥させることを『焙燥(ばいそう)といいます。

 

 

コーヒーでいう焙煎と同じことです!

 

なので焙燥の温度を調整することでビールの色や香りに特徴が生まれます。

 

じゃあ深煎りした麦芽を使用すれば黒ビールになるの?

 

そういうことです!

 

ビール作りに使われている大麦は粒が大きい『二条麦芽(大粒大麦)が主に使用されています。


ちなみに麦茶には主に『六条麦芽(小粒大麦)が使用されています。

 

大麦が使われているお酒でもう一つ言うと、ウイスキービール同様に二条麦芽が使用されていることが多いです。

 

ホップ

 

 

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ビールといえば『ホップ』というワードはよく聞きますね!

 

『ホップ』とはアサ科のつる性、多年草で雌雄異株の植物。

 

和名は『西洋唐花草(セイヨウカラハナソウ)


雌花は『毬花(まりはな)と呼ばれビールの原料として使用されます。

 

 

ところでホップは何をされてる方なの?

 

ホップの働きはビール

 

  • 独特な苦味、香りを与える。
  • 泡持ちをよくする。
  • 雑菌の繁殖を抑え、ビールの保存性を高める。

 

非常に重要な役割を果たしている原料です!

 

ちなみに日本では東北地方北海道など気候の冷涼な所で栽培されていますが、外国産ホップの方が調達コストが低いので、多くはドイツ、チェコなど海外からの輸入ホップが使用されています。

 

 

 

酵母

 

 

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酵母とは簡単に言うと『微生物の一種』です。

 

ビールの素である『麦汁』『ビール』にするという工程で働く重要な微生物です!

 

酵母が麦汁の『糖』を食べて、アルコールと炭酸ガスを生み出してくれます。


ビール酵母は大きく2つに分類されます。

 

  • ラガー酵母
  • エール酵母

 

ビール好きな方は聞き馴染みのあるワードですね!

 

ではこの2つの特徴を簡単に説明します。

 

  • ラガー酵母(下面発酵酵母)

発酵温度は低く、発酵期間はやや長め。

一般的にキレの良い苦味と、なめらかなでマイルドな味わいを持ちます。

ごくごく飲めて喉越しを楽しむビールです。

 

 

 

 

  • エール酵母(上面発酵酵母)

発酵温度は高く、発酵期間は比較的短め。

フルーティーで豊かな香りと、深い味わいを持ちます。

香りと味わいを楽しむビールです。

 

 

 

 

僕はエールビールが好きですが、夏はラガーでごくごくいきたい派です!

 

というわけで、かなり端折って簡単に説明しましたが、ビールの主な原料についてでした!

 

 

ビールの定義

 

 

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最後に日本の酒税法における『ビール』の定義についてさらっと。

 

  • 麦芽比率が50%以上であること
  • 副原料の重量が使用麦芽の重量の5%範囲内であること


これに当てはまらないビールは日本では『発泡酒』と分類されます。

 


なので値段が安いから発泡酒とはなりません。

 

現にこちらのブログで紹介したアメリカのクラフトビール『ブルームーン』は日本の酒税法では発泡酒に分類されます。

 

上記の説明でなぜだかわかりますか?

 

麦芽使用率が50%以上であっても副原料を使用しているからです!


なので海外ビールなどを買う際に『値段高いのに発泡酒かよ』と値段だけで判断せずに原材料を確認することで理解できると思います。


余談ですが、麦芽比率が50%以上で副原料が使用麦芽の重量の5%範囲内であればビールですが、副原料を使用していない100%本物のビールは日本に何銘柄あるでしょう?

 

  • 一番搾り
  • ハートランド
  • エビスビール
  • サッポロクラシック
  • ザ・プレミアム・モルツ
  • ザ・モルツ

 

コンビニやスーパーでいつでも買える主要銘柄だけをピックアップしました。

 

なんと数量ベースでは全体の5%程度しかありません!

 

少ねぇ〜!!

 

ビールの本場ドイツでは原材料が麦芽とホップ以外のものは『ビールではない』と言われているようです。

 

ただ、ここは日本です!
日本の決まりに乗っ取り、変な概念は置いといて美味しく飲むことが1番ですし、美味しいと思っていればそれが正解なんです!

 

ただ、本物志向だと思っていたそこのあなたは一体どの銘柄が好きでしたか?

 

 

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では!

 

 

 

 
 
 
Selfish - Madison Beer
 

 

 

www.nukabukuro.jp

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