皆さまこんばんは。
ぬか袋のお時間です。
GWも終わりましたが、連休だった方は現実世界に戻れてますでしょうか?
僕にGWはなかったので何も変わらず。。
GW中はどこも人が多いだろうと思って、馴染みのBARにも行けていないのでほぼ宅飲みで我慢しておりました。
新しいボトルでも買おうかなと考えていたところ、リカーマウンテンでこちらを見つけてしまいました。
実は以前にもリカマンの年末の福袋を買ったことがあったのですが、その時のは3本セットでした。
こちらの記事で紹介しています。
正直、3本セットだとハズレの場合消費するのに時間がかかるのと、場所を取るのでスルーしますが、今回は1本だったので買ってみました!
何が当たるの?
気になりますよね!
今回は『リカマンの創業32年大感謝セール』の企画の一つとしてウイスキーくじがございました。
3000本限定で、10本に1本の確率で国産ウイスキーが当たるくじで、当たりはなかなか豪華です!
特賞と1等は税込3,278円で手に入れば万歳です!
そしてハズレの銘柄も全て飲んだことのないものだったので、最悪ハズレでもいいやと思い購入しました。
開封の儀
もちろん選ぶ時はルール違反に当たらない程度の重さチェックをしましたが、重さはほとんど分からない程度の差でした。
気持ち重く感じた物を選びレジへ。
なんとなく当たる予感はしていました。
帰宅し、ドキドキする気持ちを落ち着かせて、しっかりと貼り付けられた厳封のシールを剥がして
いざ、開封!!
GRANGESTONE!!
外国産!!
というわけで見たこともない銘柄でしたので、ハズレでございます。
これでウイスキーくじは2戦2敗です。
GRANGESTONE
せっかくなのでこの機会に『GRANGESTONE』という銘柄について探ってみました。
『グレンジストン』は、イギリスのサリーに本拠を置き、スコットランドの蒸溜所から原酒を購入し、独自にブレンド、熟成を行うボトラーズブランドです。
使用している原酒の蒸溜所名は一切非公開。
ボトラーズブランド?
ウイスキーには『オフィシャル』と『ボトラーズ』という分類があります!
『オフィシャルウイスキー(オフィシャルボトル)』は、ウイスキーを作っている蒸留所が製造から流通まで全て自社で行っているウイスキーのことです。
ジャパニーズウイスキーのほとんどはオフィシャルになります。
それに対して『ボトラーズウイスキー』は、ブレンダーや瓶詰め専業のボトラーが蒸留所から樽ごと仕入れたウイスキーを独自に瓶詰めして販売したものです。
この形式は海外のウイスキーに多いと言えます。
つまりボトラーズは蒸留は自社でできないけど、熟成と瓶詰めは自社で行えるということです!
原酒を仕入れた時よりもさらに熟成させたり、樽を変えて後熟させることもできます。
他のウイスキーとブレンドするなど、ブランド独自の仕上げが魅力です。
例えばオフィシャルでカリラという銘柄は12年熟成がスタンダードですが、ボトラーズでは5年や8年熟成も存在します。
その蒸留所のファンの方はオフィシャルだけではなく、ボトラーズで更に楽しむということができます!
それがボトラーズウイスキーの大きな強みです。
蒸留所を非公開にするところもあるの?
そうなんです。
『ボトラーズ』には蒸留所を公開している物と、非公開の物があります。
なぜ非公開にするの?
蒸留所がボトラーズに原酒を売る際に、蒸留所名を出さない条件付きで販売するということがあります。
理由はボトラーズからリリースされた物があまり良くない場合、蒸留所から出ているオフィシャルブランドの価値に影響してしまうからです。
他にも理由はあるようで、ボトラーズと競合しない為や、ブレンデッドウイスキーとして使用している原酒の余った一部を販売している場合なども非公開になる場合があるようです。
深いですね〜
話を戻して。
『グレンジストン』はハイランドシングルモルトと記載されているので、ハイランド地方の蒸留所の原酒を使用していると思われます。
しかし、蒸留所は非公開なので実際使用されている原酒はどこのものかは分かりません。
ただ、ハイランドモルトといえば代表的な銘柄は『グレンモーレンジィ』『ダルモア』『ダルウィニー』『クライヌリッシュ』『グレンドロナック』など僕の好きな銘柄が盛り沢山です。
期待値は少し高まりました。
今回当たった『グレンジストン』は年数表記なしでダブルカスクのシェリーカスクフィニッシュでした。
シェリー樽で後熟されているので更に楽しみです!
オフィシャルサイトを見ると、『バーボンカスク』『ラムカスク』『12年』『18年』『21年』が存在するようです。
では実際に飲んでみましょう!
テイスティング
今回もストレートでいただきます。
《度数》40%
《原材料》モルト
色味はシェリー樽らしい少し赤みがかった琥珀色です。
香り
熟したベリーのフルーツ感とハチミツの甘さに紅茶のような少し渋みのある香りも感じました。
シェリー樽で後熟してるだけあって、しっかりシェリーの特徴が出ている印象です。
味わい
口当たりは柔らかく、フローラル感、熟したベリーを感じ、余韻はタンニン強めで渋みが印象的でした。
年数表記はありませんが、度数が40%ということもありアルコール感はそれほどなく、余韻は弱かったです。
濃いめの紅茶のような感じでした。
期待を上回ったかというと微妙な感じではありましたが、3,278円という価格では許せるレベルではありました。
こういう機会じゃないと知らないボトルを買うこともないので、むしろいい機会だと思いました!
恐らくストレートやロックよりもハイボールで飲むのが良さそうな感じがしたので、また試してみます!
次こそ特賞当てるぞー!!
皆様も機会があれば試してみてはいかがでしょうか?
では。
Flamenco Sketches-Miles Davis
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