皆さまこんばんは。
ぬか袋のお時間です!
秋が近づいてきていますね〜
秋と言えば
食欲の秋!!
本日はそんな食欲の秋にオススメのウイスキーのご紹介です。
『キリンウイスキー 陸』
旅行に行った際にホテルでウイスキーが飲みたくて、どうせなら飲んだことのない物を買おうと思っていたところ目に入ったので買ってしまいました!
富士御殿場蒸溜所
キリンウイスキー 陸は静岡県にある『キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所』で作られています。
静岡県御殿場市に位置し、日本の象徴 富士山の麓にキリンビールが1972年に創業して翌年1973年から稼働しています。
富士御殿場蒸溜所の特徴は一つの蒸溜所で『モルトウイスキー』と『グレーンウイスキー』両方造ることができます。
さらに『生産』、『貯蔵』、『ボトリング』まで全て一貫して行っている世界でも数少ない蒸溜所です。
そんな富士御殿場蒸溜所のマスターブレンダーはウイスキー業界で数々の賞を受賞し、世界的に評価されている田中 城太さんです。
富士御殿場蒸溜所では3つのタイプのグレーンウイスキーを使い分けている点も特徴的です。
・『クリーンタイプ』
一般的な連続式蒸溜器で作り、すっきりした味わいでモルトの味を引き立たせる。
・『バーボンタイプ』
タブラーと言われる多棟連続式蒸溜器で作り、重厚でヘビーなバーボンで使われている。
・『カナディアンタイプ』
ケトルという単式蒸溜器で作り、甘く芳醇な香りと適度なボディ感がある。
詳しくはこちらをお読みください。
キリンウイスキー 陸
『キリンウイスキー 陸』は、2020年5月に発売されました。
以前にキリンから発売されていたブレンデッドウイスキー富士山麓樽熟原酒50°が終売になり、その後継ボトルとして発売されました。
そして2022年4月にボトルラベルのデザインと味わいをリニューアルしました。
発売から2年でリニューアルは改善が早い!
以前のボトルは飲んだことないのですが、調べたところ『アルコール感が強く、ハイボールじゃないと飲めない』という感想が多く見られました。
ボトルラベルもリニューアル後の方が断然良いですね!
今回はブレンドを見直した他に、冷却濾過によって沈殿物を取り除く工程を行わない、『ノンチルフィルタード』で、できる限り味わいそのままにしているようです。
そして熟成には、180リットルの『バレル』と言われる小さな樽を使用することで、原酒と樽の触れ合う表面積が大きくなり、熟成感をより強くしています。
使われている原酒は『富士御殿場蒸溜所で作られるモルト原酒』と『英国製造のグレーン原酒』をブレンドしています。
ということでジャパニーズウイスキーの定義には当てはまりません!
では実際に飲んでいきましょう!
テイスティング
今回はストレートとキリン側も推奨しているハイボールでテイスティングしました。
《度数》50%
《原材料》モルト・グレーン
まずはストレートから。
色味は綺麗な琥珀色でまさにウイスキーといった感じです。
香り
はちみつの様な甘さに桃や赤いりんごのニュアンスを感じました。
アルコール度数が50%と高めなので多少のアルコール感もありましたが、全体的に甘い香りとフルーツ香のバランスは良い印象です。
味わい
アルコールのアタックは強く、スパイシーですが、桃の様な甘さも感じました。
グレーンの穀物感もあり、すっきりしているがアルコールのピリピリ感と紅茶の様な苦味の余韻もありました。
お次はハイボールです。
香り
炭酸で割るとバーボン感が強くなった印象で、甘さは弱くなり、グレーンの穀物感は強く感じました。
味わい
飲み口はすっきりクリーンな印象で、ほのかなバニラの甘さもありました。
ストレートで感じたアルコール感はそれほどなく、甘すぎず飲みやすくてしっかり重厚感もありました。
正直、この値段帯のウイスキーは良くも悪くも薄いという印象が強いですが、陸はアルコール度数も高くしっかりとした味わいで飲みごたえがありました。
近年日本のウイスキーはかなり強気な値段設定が多いですが、陸はこの値段にしてはかなり良いかなと感じました。
コスパは高い!!
現在のラインナップは500mlの瓶タイプのボトルと、4000mlのペットポトルタイプが発売されています。
ハイボールは食中酒にもオススメなので、是非宅飲みラインナップに追加してみてはいかがでしょうか?
では。
O-0-h Child - The Five Stairsteps
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