ネオ銭湯【やしろ湯】

 

つい先日の話。

 
私はまた新たな銭湯の開拓に出かけた。

 

『呉竹湯 閉店』の傷を癒すかのように最近は行ったことのない銭湯に行く。

 
向かった先は『やしろ湯』

 

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やしろ湯

 

 

 


事前の情報では2階建ということだけ知っていた。

 
『やしろ湯』の並びにはコインランドリーがあり、まさにお風呂屋さんっていう雰囲気漂う地域だった。

 
建物は銭湯にしては綺麗な方で、足早に牛乳石鹸の暖簾をくぐる。


番台は入って正面にあり、お金を払って左右の女湯、男湯に分かれるタイプ。

 
もちろん男湯へと向かう。

 
脱衣所は広く、休憩スペースもあり、マッサージ機も充実している。

 

 

タバコが吸えたら3時間はいれそうだな。

 


普通の銭湯と違い、『やしろ湯』の面白いところは脱衣所から下に降りる階段があり、階段を下りると浴場がある。

 

薄暗い階段を降りて浴場の扉を開けるとそこはまるでスーパー銭湯顔負けの充実した内容だった。

 

   

 

独特な水風呂


露天風呂もジェットバスももちろんあり、更に5段ほどの階段を下るとサウナと水風呂がある。

 

水風呂の形はどこかで見た形状なんだけど、なかなか思い出せないな。

 


サウナは遠赤外線タイプで赤色の敷物をひいてあったので、外から見ると真っ赤に光っていた。

 

 

見るからに熱そうだ。

 

 
サウナはまず5分間、肩慣らしをする。

 
じんわり熱くなるタイプで、どちらかというと苦手なタイプのサウナだった。

 
いわば京都の夏みたいな暑さで、ジメジメしながらじんわり暑くなる鬱陶しいタイプだ。

 


私はもちろんカラッとしたロサンゼルスみたいな暑さのサウナが好きだ。

 


鬱陶しいサウナ5分でしっかりと汗を流して、さぁ水風呂へ。

 
ここの水風呂も先日訪れた洛陽湯と同じくかなり広い。

 

www.nukabukuro.jp

 

 
打たせ湯も2つ設置されていて、銭湯にしては充実した水風呂だった。


水風呂に入る。


自分の中で『3本の指に入るのではないか?』

というぐらいの水温と水質でかなり気持ち良かった。

 
欲を言えばカラカラ系のドライサウナとこの水風呂が合わされば最強だった。

 

しっかし、この水風呂の形状どこかで見たことがあるな。

 

思い出せないまま2セット目へと向かう。

 


2セット目は8分。

 


水風呂が良い銭湯のサウナはいくらでも頑張れる気がした。

2セット目もばっちりと汗を流し、水風呂に入る。

 

そこで思い出した。

 

 

あ!
この水風呂の形状は前方後円墳だ!!

 

 

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まさに古墳型水風呂だ!

 


古墳の中で天を仰ぐ。

 

少し昔の人になれた気分だった。

 

 

ネオ銭湯


しかもこの銭湯の面白いところは水風呂の近くに市民プールとかにあるリクライニングできる椅子と、正方形のテーブルと普通の椅子が設置されている。

 
正方形のテーブルに椅子の様は見ているだけで、ガキの頃にプール上がりに売店で買った食べ物を食べていた思い出がフラッシュバックした。

 

ここは市民プールなのか?


と勘ぐってしまうほど。

 


常連たちはあそこでテーブルを囲んで雑談するのかな、なんて考えていると銭湯仲間に無性に会いたくなった。

 

 

次は奴らを連れてここに来よう。

 

 

そう心に誓いサウナ10分を終わらし、最後に露天風呂に行った。

 


日替わり湯で、その日はワイン湯と書いてあったが無色無臭で

 

ワイン湯?どこが!?

 

という感じではあったが、この適当な感じが銭湯ぽくていいな。

 
『スーパー銭湯顔負けの施設の充実』『銭湯らしく良い感じに手が行き届いてない』のがこの銭湯の良いところかもしれない。

 
私はこういった銭湯を『ネオ銭湯』と名付けた。

 

『スーパー銭湯』『町の銭湯』の間。

(すでにどなたか名付けていたらすみません。)

 


上がってから脱衣所で休憩をする。

 
見たことない寝転ぶマッサージ機が置かれていた。

 
もはや新しいのか古いのか分からない。

 
脱衣所のテレビは期待通り音が途切れ途切れになっていた。

 

裏切らんなぁ〜


コーラを飲み干して帰路に着く。

 


『やしろ湯』はネオの良い塩梅だったなぁ。

 

 

 

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そんな今日の一曲はこちら。

 

Your Love Is King-Sade

 

youtu.be

 

銭湯帰りの車内で窓を開けて、少しだけ音量を大きくして聴きたい曲。

 

 

さぁ次はどこへ行こうか。

 

♨︎ やしろ湯
 
住所  京都市右京区太秦森ヶ前町19
営業時間15:00〜25:00
定休日 木曜日
駐車場 15台
特徴  水風呂の温度,大きさ含めて最高
 
 
 

 


 

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銭湯は日本の心【菊湯】

 

こんばんは。

 

ぬか袋のお時間です。

 

本日の内容はタイトル通り。

 

それでは行ってみよう!

 

銭湯は日本の心【菊湯】

 

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週3定休日の16時30分から21時までしか営業していないここの銭湯はもはや僕の中では呉竹湯に次ぐ伝説の銭湯だ。

 

 

どこの銭湯かって?

 

 

それは菊湯だ。

 

 


タイミングが合わないと滅多に菊湯に行く事はできない。

 

 

ただ、そのタイミングが合った時の嬉しさは半端じゃない。

 

 

たまにしか行けないのが、また良い所なんだ。

 

 

そんな菊湯は僕好みの狭さ。

 

 

そしてお決まりの高い吹き抜けの天井。

 

 

狭いんだけど狭く感じさせないこの空間造りは、本当によく考えられているとつくづく思う。

 

 

湯煙に巻かれて

 

 

菊湯はとにかく湯煙が凄い。

 

 

脱衣所からは湯煙が濃すぎて一番奥にいる人は見えないくらいだ。

 

 

扉を開けると、湯煙が体を包み込むこれはまさに霧だ。

 

 

視界が一気に霞む中で湯を沸かす音や桶の音、女風呂から聞こえてくる笑い声など、全てが心地よい。

 

 

ここは桃源郷か??

 


いつもの如く先ずは軽くシャワーで体を流す。

 

 

その前に、僕は椅子に座る前に必ずお湯で熱湯除菌する。

 

 

除菌なんて言うと、潔癖症?そもそも銭湯に行くなよと言われそうだがそうじゃない。

 

 

以前呉竹湯で椅子に座ろうとした時、ローリングストーンズ(呉竹湯のスタメンのおっさん)の抜け毛が椅子に絡みまくっていてとても気分を害したことがあった。

 

 

その日から、椅子に座る前は必ず熱湯除菌をするようになったのである。

 

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(蛇口の下に椅子を設置して、足で赤ボタン蹴ってお湯を出す)

 

 

クソほどどうでもいい情報だが、これがいつものルーティン。

 

 


先ずは深風呂へ。

 

 

横の電気風呂に爺さんが気持ちよさそうな顔して肩まで浸かっている。

 

 

なんだかほっこりする。

 

 

でもやっぱり、痛覚がバグってるとしか思えない。

 

 

僕も腰痛持ちなので爺さんが上がった後に入ったが、案の定肩まで浸かれない。

 

 

爺さん、ほんとすごいよな。

 

 

でも、僕もジジイになったら電気風呂に入れるようになると考えたら、また銭湯の楽しみが増えた。

 

 

ジジイになって、電気風呂に入れる時が来たら、その時にまたブログを更新しようと思う。

 

 

菊湯の次に好きなところは、なんといっても薬湯だ。

 

 

そしてエメラルドグリーン。(ただの緑色)

 

 

香りも凄く良い。

 

 

なんでこんなに薬湯が好きなんだろう。

 

 

温度も文句なし。いつまでも入ってられる。

 

 

しかもこの薬湯は一人しか入れない狭さの為、完全に独占できる。

 

 

薬湯の良い香りを嗅ぎながら湯煙に包まれた天井を見上げる。

 

 

沸いてんなぁ。。

 

 

この心がゆれる時がある

 

 

適温のドライサウナ。

 

 

お決まりの砂時計。

 

 

中に入るとおっさんが一人いて、「こんちはっ」と挨拶された。

 

 

良いですねぇ。

 

 

僕も挨拶を返す。

 

 

こんにちはの一言だけで会話は自然と始まる。

 

 

話していると、おっさんは昨年定年退職したらしく、趣味はランニング。

 

 

暇な日はOPEN銭湯の時間帯を逆算してランニングするんだとか。

 

 

ランニング終わり直行の銭湯で汗を流した後のビールが最高なんだって。

 

 

なんなら美味いビールを飲むためにランニングしてるといっても過言ではないとも言っていた。

 

 

いやそらうまいやろ!

 

 

砂時計が空になった所で

 

 

この後娘とデートやねん!お先!

 

 

といって出て行った。

 


サウナの窓越しからうまそうにビールを飲んでる気さくなおっさんがやけにかっこよく見えた。

 



ちょっと待って。菊湯最高すぎるやろ、、!

 

 

おっさんのビールがうまそう過ぎて、サウナ水風呂6セットもキメた。

 

 

喉の準備は整った。

 

 

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幸せすぎる。なんか分からんけどおっさんにありがとうって伝えたい!

 

 

改めて、銭湯の良さを感じた。

 

 

銭湯って、これだよこれ!

 

 

銭湯の良さが全面に出ていた、そんな1日だった。

 

 

次いつタイミングが合って菊湯に行けるか分からないが、あの気さくなおっさんにまた会いたい。

 

 

そんな本日の一曲はこちら。

 

田我流 - Wave feat. C.O.S.A

youtu.be

 

 

 

今日の気分にやけにマッチした。

 

 

明るいうちからの銭湯とビール。

 

 

いい夢見れそうだ。

 

 
 
♨︎ 菊湯(廃業)
 
住所  京都市伏見区菊屋町849
営業時間16:30〜21:00
定休日 火,木,土
駐車場 なし
特徴  週4日,4時間30分営業の激レア銭湯
  

 

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水風呂よりの使者【洛陽湯】

 

 

 

こんな水風呂、ありなのか!?

 

 


本日も皆さまお疲れ様です。

 

ぬか袋です!! 


仕事終わりの電車の中夕食後晩酌中寝る前に

本日も何気なく読んでいただきたいお話です。

 

 

 

先日の人事異動で勤務地が変わり通勤時間が大幅に長くなりました。

(大幅と言っても一般的にはそんなに長くない)

 

久々の満員電車はきますねー。

 


3日行っただけで首、肩、腰がやられました。

疲労だけの問題ではないかもしれませんが。。

 

 

今日は銭湯に行かないと死ぬぞ!

 

と体の細胞が訴えかけてきた。

 

 

分かってるけど、どこの銭湯??

 

 

観月湯?

新地湯?


あー観月湯は定休日。


新地湯は閉店時間的にゆっくりはできない。

 

 

行ったことないとこ行くか!

 

 

洛陽湯

 


と、思い立ったので目をつけていた

『洛陽湯』へと向かった。

 

 


ここの銭湯の売りは『水風呂』と事前調査で分かった。

 

 

サウナ好き=水風呂好き。


これがでないとダメだと僕は思う。

 


水風呂の良さを引き出すのはサウナだ。

逆にサウナの良さを引き出すのも水風呂

 
切っても切り離せない関係とはこのこと。

 
なんてことを考えながら車で向かった。

 


到着。

 


外観は綺麗な感じだった。

 


中に入ると番台のおばちゃんの元気な挨拶と笑顔に心奪われてしまった。

 


客の入りはまずまずといったところ。


常連らしきおっさん数名と大学生ぐらいの若者数名、サウナ追い込み系のガングロ筋肉もいた。

 
内装は白を基調とし、随所にグリーンも設置されたクリーンな感じ。

 


まずは例の如く身体を清める。

 
内風呂が3つあり、入って左右に来るのは同じ形だが、一つは浅めのジェットバス。

 

もう一つは電気風呂と温度高めの深風呂

(新地湯ほどではない)

 

もう一つは正面奥にあり、かけ湯用?

ぐらいの小さい感じだった。

 


まずは深風呂に入る。

そのまま顔を上げて天を仰ぐ。

 

 

あ〜湧いてるなぁ〜

 


サウナはTV付きで広く、段差があるタイプだった。

TVよりラジオ派だが薄暗くていい感じだ。

 
まずはアップで5分

 
めちゃくちゃ熱いというわけではないが、カラッとしていて申し分はない。

 
5分終了。

 


さぁ噂の水風呂へ。

 

 

 

 水風呂よりの使者

 

 

こんな水風呂、ありなのか!?

 

 
と思わず言ってしまいそうになる佇まい。

 

 

水風呂というか完全にプール!!

 

 

呉竹湯の約10〜15倍ぐらいだった。

 


それもそのはず、洛陽湯の水風呂は京都で1番大きいみたいだ。


ちょっとしたトレーニングぐらいならできる広さで思わずニヤけてしまった。

 
流石にバタ足で泳ぐのは気が引けるので、平泳で奥まで行く。

 
脱衣所から水風呂が見える設計になっているのだが、平泳中に脱衣所にきた若者とバッチリ目があった。

 

 

これは恥ずい!

 


しかしここで『冗談ですやん〜』みたいな顔で止めるのもダサい。

 


ここは一択

 


常連顔をしてターンまでしてやった。

 

 

よし、俺の勝ちか。



『さぁ2セット目行くぞ』と上がろうとした時に露天風呂が目に入った。

 

 

円形の露天風呂

 


常連のおっさん3名で占領していて、3人とも浴槽の縁に両腕を出していた。

 
まるでアメリカのセレブやラップスターが光るジャグジーでシャンパンを飲みながら女の子と風呂に入ってる様だった。

 

 

か、カッコいい。

 

 

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※写真はイメージです

 


おっさんのくせにかっこいいじゃねぇか。

いや、おっさんだから尚カッコよく見えたのかもしれない。

 

 

あれやりてぇー

 

と思いながら2セット目8分。

 


僕が入る前からいた常連らしきおっさん2名がサウナで話していた。

 


胃カメラがどうのこうの話していたところに、露天風呂を囲んでいた3人のおっさんもサウナに入ってきた。

 

 

こんばんは!

 

 
あーやっぱりここ良い銭湯だなと感じた。

 
常連同士が風呂で仲良くなってコミュニティができていた。

 


その後ラスト10分サウナに入り、ラストに露天風呂に行こうかと思ったら次は3人浸かって、残りの2人は露天風呂に設置されている椅子に座って5人で話していた。

 


微笑ましい光景と、また来る理由ができたので露天風呂には入れなかったけど、

今日は『まっいっか』と心の中で呟き洛陽湯を後にした。

 


外を出て気づいたが、隣に『ファンキーII』と言う名のお好み焼き屋?があった。

 
店の名前も攻めてるが、店の横に避妊具の自販機が設置されていた。

 
今時まだあるんやと思いつつも。

 
なにか一つストーリーが想像できそうな店の並びだった。

 
そのストーリーを考えながら帰路につく。

 


次はどこに行こうかな。

 

 

 

 

 

 

 

 


そんな今日の一曲はこちら。

 

遠くからみちびいて-HI FI SET

 

youtu.be

 

今日の出会いも呉竹湯の導き。

 

 

www.nukabukuro.jp

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♨︎ 洛陽湯
 
住所  京都市南区唐橋平垣町68-6
営業時間14:00〜24:00
定休日 無休
駐車場 :8台
特徴  京都1広い水風呂,豪華な露天風呂
 

 

 

 

 

 


 

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銭湯と人情と、時々刺青

 

 

雪山の続きを期待していた方、今日は銭湯のお話です。今日も、のが正しいかな。

まあそう残念がらず、最後まで読んで頂ければ幸いです。

 

※言葉使いが荒いかもしれませんが大目に見てやって下さい。

 

 

今日は観月湯へ。

もう何度か来ているが、割と気に入っている。銭湯自体ももちろん良いが、客層が良い。0時まで営業してるのも魅力のひとつ。


nukabukuro.hateblo.jp

 

この回でも紹介した通り、気合いの入った方も多く、暗黙のルールが成立しているからだ。

これぞ銭湯って感じ。

 

 

今日も紋紋のボスはいる。何時から銭湯に来ているのか知らないが入り方を見ていると、相当の風呂好きだ。

そして、パジャマがかわいい。

 スタメンのおっさんもだいたい分かってきた。

 

 


そして、今日も腐れヤクザがいる。

(勝手につけたあだ名)

 


サウナでの出来事。

基本は5分から10分を3セットがルーティンだ。

 


…だがこの日は違った。

 


サウナ2セット目の8分当たり(砂時計2回転弱)が経過した頃、腐れヤクザが入ってきた。L字型に椅子が配置されてるサウナは狭くて、僕を合わして中には3人。そこに腐れヤクザが入ってきたから缶詰め状態だ。

僕がちょうど真ん中あたりに座っていて、腐れヤクザが来たので、横に詰めてやったがお礼もなく、しかも胡座をかきやがる。

左膝が僕の右大腿部にあたっている。。

 


「なんて礼儀の知らねぇ腐れヤクザだ」

 


ちょうど砂時計が空になった。

 


別に勝負するつもりはないが、何となくこのままでは出られない。

 


少し苦しくなってきたが砂時計を反転さして、3ラウンド目のゴングが鳴る。

 

もう後には引けない。

 


4分経過あたりで腐れヤクザが鼻息を鳴らし始めたので、「5分で出るな」と思ったが、4ラウンド目のゴングを鳴らしやがった。

勝手に終わりを決めてしまった分、裏切られた時の精神的ダメージは大きい。

本数を知らされないでひたすらダッシュさせられていた高校時代の部活を思いだした。

 

試合も終盤に差し掛かり、腐れヤクザの鼻息がだいぶ荒くなってきた。案の定4ラウンド終了と同時にリングから退場。思わずガッツポーズした。

 

銭湯好きならこの気持ち分かるよね?…笑

多分サウナあるあるだと思う。

 


実にくだらない出来事であったが、勝負するって大切な事だと改めて思った。最近、そういう気持ちが薄れていた気がする。他人と比較する必要なんて全くないけど、何事にも挑戦することに意味があるよね。

もしかしたら、腐れヤクザはその事に気づかしてくれたのかも。なんてね。

 

 

 

勝手につけたあだ名なんだけど、僕はよくあだ名をつける。(ごっつええ感じがルーツ)おっさんの名前を知らないからというのが1番の理由だけど、銭湯仲間と湯煙トークをする際に意外とあだ名で盛り上がる。

 


完全に身内ノリだけど、僕が呉竹湯の常連で気に入っていたあだ名をいくつか紹介する。

 

 

・シャルウィダンスのおっさん
・リバーシブルのおっさん
・カブトのおっさん
・カマキリa.k.aハリガネ虫のおっさん

 


他にも紹介したいおっさんはいるけどそれはまた別の記事で。

 


話が逸れたけど、スーパー銭湯だったらこうはならないと思う。もちろん常連はいると思うけど、おっさん同士が挨拶したりしている所はあまり見た事がない。

 


地域密着型のこじんまりとした銭湯は挨拶なんて普通にするし、そういう光景を見ているだけでも温かい気持ちになる。みんなから愛される銭湯は、人情味で溢れている。

 


スーパー銭湯を悪く言うつもりはないけど、やっぱり銭湯はこじんまりとしてて、小汚いぐらいが好きだ。

 


流行りのbitch、流行りのfashionよりも身近の銭湯が熱いんだぜ

 

↑仲間が言っていた言葉。まさにこの通り!

 

銭湯ってやっぱりいいな。

 

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本日の一曲はこちら。

 

youtu.be

 

 

どこか懐かしさを感じる。

そんな心地の良いbeat。

 

piece!

 

♨︎ 観月湯
 
住所  京都市伏見区向島庚申町45
営業時間15:00〜24:00
定休日 水曜日
駐車場 21台
特徴  広い浴室,サウナ内は昭和歌謡
 

 

 

 

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Rainy blue

 

今日は休みだ何しよう。

先ずは銭湯に行って湯ったりしよう♪

ということで先日の休み。

明田湯に行ってきた。

明田湯の門口はドッシリと構えてて、堂々としている。普通の銭湯にしてはどこか敷居が高いような、まるで温泉旅館に来たような、そんな印象を受け、富士山の暖簾を潜る。

 

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中は番台式で十分に広い脱衣所。

 

ここの銭湯のおもしろい所は水風呂が左右対象に2つあることだ。

浴場の扉を開けたすぐの両端にあって、ひとつはサウナの目の前に配置されている。

なんて考えられた造りなんだ。サウナ好きからしたら、目の前に水風呂は堪らない。

だが気をつけないと、掛水する前に水風呂にダイブしちゃいそうだ。

他にはジェット風呂と電気風呂に薬湯がある。

薬湯は緑色がタイプ。(この銭湯は茶色でした)

 

電気風呂に肩まで浸かってる爺さんがいる。気持ち良さそうな顔してるけど、痛覚がバグってるとしか思えない。

 

そんな事を思いながらいつも通り軽くシャワーで流して先ずは深風呂に入る。湯加減は丁度良い。湯船に全身を伸ばして浸かる。

吹き抜けの高い天井を見上げながら、湯煙を目で追いかける。

お湯を沸かす音と桶の音に耳を傾け、そっと目を閉じる。

 

なんて贅沢なんだ。

 

お次はお待ちかねのサウナへ。

 

 

 

…ごってぬるいやん。。

低温すぎるドライサウナに愕然とした。(好みの問題)

 


悪あがきじゃないけど、楽しみにしていた目の前の水風呂には入らず、もうひとつの水風呂に入ってやった。

 


いつものルーティン(サウナ水風呂3セット)が出来なかったうえに外は雨。。

でも、そんな日があっても良いのかも。

 

どの銭湯にもドラマがある。暗黙のルールだってそう。何が起こるかわからないし、ちょっとしたキッカケで常連のおっさんと仲良くなるなんて事は多々ある。

 


銭湯から学ぶ事は多い。

 


なんて事を考えてたら、無性に呉竹湯に行きたくなった。(先日呉竹湯の前を通ったから余計にそう思ったのかも)

 


店主のおっちゃん元気かな。。スタメンのおっさん達に会いたい。。

 


過去にすがりすぎるのは良くないけど、たまには良いよね。だって、本当に最高の銭湯だったから。閉店しても、呉竹湯の名は広めて行こうと思うし、このブログでもまた記事にしたいと思う。

 


ちょっぴりセンチメンタルな気分に浸りながら帰る今日の一曲はこちら。

youtu.be

 

雨の音を聞きながら眠りにつくのも悪くない。

 

♨︎ 明田湯
 
住所  京都市南区東九条明田町10
営業時間15:00〜24:00
定休日 金曜日
駐車場 3台
特徴   水風呂が2つ

 


 

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疲労の殻からの脱出【加茂湯】

  

 

怒涛の日曜日を終えた。

 

まだまだこんなもんじゃない、疲れている場合ではない!

 

と、もう1人の自分が言っているが頭も身体もあれを欲しがっていた。

 


時間も時間だったので帰宅して酒でも飲みながらガキの使いを見るのもありだな〜

なんて考えていたけど身体が求めているのはそれではなかった。

 


あれの正体はそう

 

『銭湯』

 

 

ワイルドカード

 

 

この時間から行けるのはスーパー銭湯ぐらいか。

スーパー銭湯ならあそこかな〜

 

なんて考えていたが、

 

僕には1枚、ワイルドカードがあった。

 


Twitterで知った銭湯で、京都で深夜3時まで営業している銭湯

 


『加茂湯』だ。

 

 

 

加茂湯

 

 

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自宅からは15kmほどあったが距離なんてのはどうでもいい。

 
とにかく向かった。

 


到着時刻は12時半を回っていたが、5台止めれる駐車場はすでに埋まっていた。

 
歩いて行ける距離にあるコインパーキングに止めて向かった。

 


店内は番台が外にあるタイプの銭湯。

 
照明は明るく、遅い時間ではあったが賑わっていた。

 
浴室の造りはかなりコンパクトで、お湯は大きく分けて2種類。

 
1つは独特な形をしていて、深い風呂と電気、ジェットバスが繋がっている造りになっていた。

お湯は結構熱めだが、新地湯ほどではない。

 

 
もう一つは割と広めの薬湯

前から思っていたが

 

薬湯、好きっす。

 
サウナは『スチームサウナ』

スチームサウナの文字を見たとき

 

あーなるほどね、スチームね。

 

と見下していた。

 


いつものルーティンを終えてサウナへ。

 


入った瞬間から感じた

 

今まで入ったスチームとは訳が違う!

 


かなり熱い

 
その為かサウナ内には水の出るカランが設置されていた。

 
砂時計は恐らく5分のものが3つもあった。

音楽等はなし、まさに精神と時の部屋』だ。

 


1セット目10分気張ってみたが、かなりキツかった

なぜなら定期的に温度が上昇するシステムになっていた。

 


いつもなら1セット目は慣らし程度5〜8分を目安にするが気張った理由はここの水風呂にあった。

 

 

水風呂

 

水風呂はそこまで広くはないが、大人2人は入れる大きさ。

 

見た目は何処にでもある普通の水風呂。

 

だが、

 

この銭湯の一番の売りはなんと、『氷が降る水風呂』があるということ。

 

氷が降る水風呂???

 

水風呂の壁に穴が開いていて、定期的に氷が降ってくる!!

 

 

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案の定、サウナで追い込んで入る水風呂は最高だった。

氷のおかげで水温もキンキンになっていた。

 

この感覚は少し『サウナのしきじ』で味わったあの最高の水風呂に似ている気がした。

 


もちろん一度では終わらず、再度サウナに戻る。

 

疲労の殻からの脱出

 

サウナ内には自分より少し年が上のお兄さん2人がいた。

恐らく2人の関係は仕事の先輩後輩的な感じだった。


話してる内容に耳を傾けると飲食系なのか、貝の仕込みどうこうの話をしていた。

 

 

貝を殻から取るのが早いと鮮度が落ちる

 

みたいなことを先輩らしき方が話していた。

 
それに対して後輩も質問をしていた。

 

正直、その話はどうでもいいが、繰り返される『貝を殻から〜』

殻からの部分がやけに耳障りでやけにサウナがキツく感じた。


水風呂は入れて大人2人まで。

 
初めて来たからこそ、彼らより後にサウナに入ったのに先に出るほどダサいことはないと自分の中で腹を括った。

 

ここは呉竹湯の洞窟サウナで鍛えた力を発揮する時だと覚悟を決めた

 

 

呉竹プライド!!

 


なんとか彼らが出るまで耐え切ることができた。

 

彼らは出る前に立ち上がるとそのまま少し熱波を浴びて出て行った。

熱波は上の方に集まっているからだ。

 

俺も負けじと出る前に立ち上がってタオルでセルフロウリュウをして出た。


殻からのループ後の水風呂はやけに気持ち良かった。

 

結果4セットもキメてしまった。

 
上がったのは2時前ぐらいだったけどお客は10名ぐらい?いた

 

 

みんな仕事終わりに来たのかな

 

 

なんて考えていたら全員が同志に感じた

 


風呂上り、飲み物のセレクトはなぜかポカリがなかったのでチェリオのラムネを選択

懐かしさにやられた

未だにライフガードにはお世話になっております。

 

 

 

 


風呂屋に行って、先に冷蔵庫を見ると上がるまでに何を飲むか考えてしまう。

 

大体はポカリ一択だが、その時々で変わる

それも楽しみの一つ

本当はビールをキメたいが、生憎の車移動。 

 
普段CCレモンは飲まないけどなぜか風呂屋のCCレモンは美味そうに見える。

(多分、僕だけ)

 

 

 

 

 


ただ今日はチェリオのラムネ

 


こいつだ

 

 

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洗剤みたいな見た目に思わず選んでしまった。

味は間違いない

ガキの頃から大変お世話になっているチェリオが作るものは外さない

 


店の駐車場には止められなかったので、歩いてパーキングに向かったが夜風がかなり気持ち良かった。

 


車に乗って、窓を全開で帰った。

 


呉竹湯を忘れることはないけれど、少しずつ寂しさを紛らわしてくれる銭湯に出会えてきているなと感じた一日。

 

 

今日の一曲はこちら。

 

 Doolin Dalton-Eagles

 

youtu.be

 


哀愁感じながら眠りにつく。

 

♨︎ 加茂湯
 
住所  京都市北区小山西元町45
営業時間15:00〜27:00
定休日 第2・第4 火曜日・水曜日
駐車場 5台
特徴  氷が降る水風呂,高温スチームサウナ
 

 

 

 

 


 

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湯煙が取り巻く緊張と緩和の世界【観月湯】

  

休日前の仕事終わり

 

今日も例の如く極楽キメる


仲間に連絡してサクッと銭湯に行く話がついた。


行き先は『新地湯』

 

 

 

激熱の湯とミストサウナ。

 

そして、その建て構えは

 

まさに湯煙の城。

 

伝説の銭湯『呉竹湯』の店主も修行した地でもある。

 

f:id:nukabukuro:20201021023603j:image

 


仲間をピックアップしたのが22時過ぎ。

新地湯の閉店時間は23時

 


サウナ3セット+小休憩なしで洗う時間と湯に浸かることを想定し、頭の中で逆算。

無駄のない動きが必要だと確信した。

 

 

新地湯到着 

 


月曜日定休日!

 

 

なぜ、定休日を把握していないのか?

 

に驚くとともに、目の前を車で通過したのにも関わらず、気づかない視野の狭さに笑いが起きた。

 


急遽近隣で別の銭湯を探し、向かうことになった。

 

 

 

 

 

 

観月湯

 

別の場所で選んだのが『観月湯』

呉竹湯常連のみかんのおっさんの拠点。

 

 


着くや否や駐車場の広さに食う。

恐らく10台は止めれる広さ。

 


入るや否や番代の店主の塩対応にまた食う。

 


浴室内の構造は初めて見たタイプの配置。

入ると目の前にかけ湯があり、かけ湯から逃げられない造り。

(かけ湯しなかったことは一度もない)

 


まずは体を清めて、湯に浸かる。

湯は熱めだったが、新地湯ほどではない。

 

サウナも良い雰囲気で、浴室内の奥に設置されており、浴室を見渡せる造り。

サウナ内では古い邦楽が流れていた。

 

 

浴室内は天井も高い!

  

いいですね〜

 


客の入りは気合いの入った絵の方々数名、お爺数名といった感じだった。

 

 

サウナ2セット目が終了

 


水風呂は浅くて狭かったが、『まぁこれも良いな』と言いながら仲間と浸かる。

 


水風呂に浸かっていると、視界の端に見えるジェットバスの浴槽でバタ足で湯を弾くシルエットが見えた。

 

まぁやりたくなる気持ちも分かる。
(本当は良くない。)

 

それにしても独特な泳ぎ方、視界の端でも分かるぐらい。

 

流石に目を向けた。

 

目線の先で

 

 

爺さんが完全に溺れていた。

 

我々は焦らず躊躇せずに救出に向かった。

 

一緒にいた仲間がそういう場面の救出の知識があり、僕は仲間の指示に従いタオルを使った独特な運び方で救出。

 

あれは勉強になりました。

 


爺さんはのぼせたのか、かなり顔色は悪かった。

 


脱衣所に運び出して、仲間が意識があるかどうかの確認をしていた。

 

 

お酒飲んだ?

 

ビールをちょっと飲んだ

 

 
お酒を飲んでの入浴は危険とよく聞くし、実際に注意書きしているところも多い。

 


正直、爺さんのその返事を聞いた時に

 

危ないけど、少し分かる。

 

と思ってしまった。

 

 

いや、でも本気で危ないなと感じた。

特に高齢は危ない。 


でも、その日は祝日だったので昼からお酒飲んで楽しんだのか、家で晩酌して気持ち良くなって『風呂に入りたい』ってなって来たのかもしれない。

 

そんなこと考えていたら、爺さんのこと憎めなくなってしまった。

 


なんてちょっとした事件もあったが、爺さんも回復したので、とりあえずサウナ再開。

 


サウナに入ると僕らの救出劇を見ていた気合いの入った絵の方々が話しかけてきた。

 

 

お兄さん達ラグビーかなんかやってるん?

 

いや、やってないっす。


爺さん救出のおかげで仲良くなることができた。

 


聞くと沖縄出身の人だった。

あの喋り方聞くだけで落ち着く気がする。

 


その後もサウナ内で話して、結局は何を生業としているかと聞くと、流○FCのケツ持ちをやっていると言っていた。(絶対嘘)

 


久々に呉竹湯以外で良い銭湯に出会えたなと感じた。

 


雰囲気も良いし、客層も良い。

 


暗黙の了解も存在していた。

 

www.nukabukuro.jp

 


初めて行ったけど人助けから常連と仲良くなることもできて濃い日だった。

 

 

 


そんな今日の一曲はこちら。

 

 Happy Howlidays,Jesse killed a Dog-DB Gooding

 

youtu.be

 

 

一曲の中で曲調が3回変わるのがまさに今日って感じがした。

 

 

緊張と緩和に笑いは生まれる。

 

 

♨︎ 観月湯
 
住所  京都市伏見区向島庚申町45
営業時間15:00〜24:00(日曜 9:00〜24:00)
定休日 水曜日
駐車場 21台
特徴  広い浴室,サウナ内は昭和歌謡
 

   

 


 

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